JR川崎駅西口に直結したショッピングモール「LAZONA川崎」が先月オープンしたので早速出掛けてきました。映画館(109シネマズ)やビックカメラ、丸善、無印良品など楽しそうなお店があり、結構面白いのではないかと思います。
まだ昼ご飯を食べていなかったこともあり、フードコートを覗いてみるとこれがなかなか充実しています。大好きなラーメン屋さんも「すみれ」や「ちばき屋」、そして「えるびす」とメジャーどころが軒を連ねています。他も「陳麻婆豆腐」やパスタの「壁の穴」など多彩でしたが、結局選んだのは「ぴょんぴょん舎オンマーキッチン」。本場盛岡でもかなり有名な冷麺屋さんで、最近銀座にも出店したのは知っていたのですが、川崎にも進出しているとは知りませんでした。
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妻と一緒に冷麺(850yen)を注文。注文して席で待っているとポケベル(古いっ!)みたいなので呼んでくれる仕組みです。でも混んでいたので10分近く待たされましたね。
冷麺のトッピングは焼豚・きゅうり・ゆで卵に梨。それに味の決め手のキムチが別皿で供されました。
でもなぜ盛岡と冷麺なのでしょうか?
実は昭和29年に盛岡の麺職人・青木輝一氏が食道園を開店し、そこで冷麺を作り始めたのが始まりと言われています。当時、日本国内ではすでに朝鮮半島で食べられていたあっさりとした「平壌冷麺」が知られていましたが、青木氏が同じ朝鮮半島咸興(ハムン)地方の甘辛いソースに麺を混ぜ合わせた「咸興冷麺」と「平壌冷麺」を創作したのが、現在の「盛岡冷麺」のベースとなっているようです。その後、昭和61年に盛岡で開催された「ニッポンめんサミット」に盛岡の冷麺が出品され、そこで「盛岡冷麺」と名付けられ、全国区になっていったようですね。その「盛岡冷麺」の名付け親がこの「ぴょんぴょん舎」なわけです。
まずスープをいただきます。牛骨をベースに鶏ガラを加えてじっくり煮込まれたスープは、あっさりとしながらも濃厚なコクがあり、一口飲んだだけで旨みが口の中に広がります。これが美味い。塩も天然塩を使っているらしく丸みのある美味しさで、スープの旨みをぐっと引き締めています。また水もこだわりの創生水を使用しているようですね。そして少し甘めの味つけも僕の味覚にマッチしていました。
でもやはり冷麺の美味さは麺ではないでしょうか。「盛岡冷麺」の最大の特徴は、コシの強いシコシコとした麺と言われていますが、ここの麺も強いコシ、ツルッとした喉越し、そして歯応えいずれも満足できる美味さでした。麺は小麦粉と馬鈴薯澱粉で作られているのですが、オーダーが入ってから製麺しているらしく抜群の美味しさでしたね。やはり冷麺にはコシの強い麺だなぁとつくづく思いました。また麺の美味さの秘訣は小麦粉と馬鈴薯澱粉の微妙な配合ではないかと思います。
最後に味の決め手となるキムチ。結論から先に言いますとここのキムチは白菜ではありません。冷麺専用に漬け込まれたキャベツと大根のキムチなんですね。別皿で出てきたので、最初いれずに食べてみたのですが、どうしても画竜点睛に欠くので入れてみました。やっぱり冷麺にはキムチです。キムチの持つ辛味と酸味がピリリと味にアクセントをつけてくれますね。
やっぱり「盛岡冷麺」の魅力は、「麺」・「スープ」・「キムチ」のバランスです。「盛岡冷麺」のオーソリティとして、今や不動の人気を誇る「ぴょんぴょん舎」の冷麺ですが、その秘密は本場盛岡の絶品のシコシコ麺と牛骨の旨みたっぷりのスープ、それから冷麺専用に漬けられたキムチが三位一体の絶妙コラボで初めて実現する逸品だと思います。
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【お店Data】
「ぴょんぴょん舎オンマーキッチン」
住所:神奈川県川崎市幸区堀川町72-1
電話:044-874-8057
いいおハナシを聞きました。