環七通りを車で通っていていつも気になっていたお店があります。「中華そば ふくもり」。東急バスのバス停的に言うと「野沢銀座」、ラーメンマップ的な言い方をすると「せたが屋」の向かいということになります。この日は東急田園都市線「駒沢大学」駅から閑静な住宅街を通って徒歩10分。環七にぶつかると以前「野沢大勝軒」のあった跡地にこのお店はありました。
お店のドアには「当店のスープ、煮干がかなり強いです」との貼り紙。魚介系の好きな僕にとってはこんなに胸躍らせる挨拶はありません。店内に入ると田舎のロードサイド店のようなノンビリとしていてどこかノスタルジックな雰囲気。まずは右手にある食券機で「肉つけぶと」(950yen)を購入。あいにく「漬け玉子」というトッピングが売り切れていたのは残念でした・・・。
カウンター席、テーブル席が一杯だったので、座敷席に座ります。都内になかなかこういうタイプの落ち着けるラーメン屋さんはないので今後貴重な存在になるかもしれません。店員さんに食券を渡し、「肉つけぶと」というつけ麺が来るのを待ちます。茹で上がりに時間がかかるということでいつも持ち歩いている文庫本を読んで待つこと約12分。やっと出てきました「肉つけぶと」!
「おおっ〜!」と思わず声が出てしまった麺の極太感とボリューム。デフォルトで300g、大盛だと450gもあるとのこと。僕には300gがMaxなので並でよかったと思いましたね。まずつけ汁につけずに極太麺をいただきます。食べた瞬間に感じた素晴らしい歯応え。噛み締めたときのリバウンドというか跳ね返しが物凄く強いのです。美味い、美味すぎます。まだつけ汁にいっていないのに・・・。小麦の美味さがストレートに伝わってくる麺は「春の華」という小麦粉を100%使用したこだわりの麺。モチモチとした食感、そしてツルツルの喉越し、小麦の風味と文句なしにハイパフォーマンスな逸品。この麺だけでつけ麺のレベルがわかるってものです。
続いてつけ汁。煮干のガツンとくる風味が鼻腔をくすぐります。この「にぼにぼ感」がいいですねぇ。少しざらつく感じがするほど濃厚なつけ汁がヤンチャな極太麺をしっかり受け止めます。つけ汁の底には挽肉が沈殿していてつけ汁にコクと旨みを与えていますね。酸味というよりも甘めにシフトしたつけ汁は僕の味覚にピッタリでかなり好み。これはいいですね。
またつけ汁の具もいい仕事をしてくれています。バラ肉のチャーシューは脂身のシェアも丁度いい感じで麺と一緒に口に入れると肉の持つ旨みがファーと口の中に広がっていきます。ブロック状のものとスライス状のものがあって食感的にも楽しめましたね。太いメンマも絶品です。サクサクした食感もよくとても美味しかったですね。あと海苔、ねぎ、ナルトがトッピングされていました。つけ汁の表面を覆っている油層がつけ汁の温度をうまくキープしてくれて最後まで美味しくいただけました。
いゃあ!つけ麺界に間違いなくニュースターが登場しました。今はまだ行列は出来ていないけれど間違いなく近いうちに環七名物の行列が出来るかも・・・そう信じて疑わない超新星だと思います。素晴らしい!
【お店Data】
「中華そば ふくもり」
住所:世田谷区野沢4-9-18
電話:03-3410-0081