久しぶりの「銀座ランチ」でしたが、同僚と選んだのは江戸の味ではなく「名古屋めし」。それも名古屋で味噌かつといえば必ずと言っていいほど名前の挙がる超メジャーの「矢場とん」の銀座店に行ってきました。
そうこちらは「矢場とん」の味噌かつを食わずして味噌かつを語るな!とまで言われるほどの有名店。5年ほど前に名古屋の本店に行ったことがありますが、久しぶりの本格味噌かつとあって俄然期待が高まります。
お店に入ると、1Fはカウンター席、2Fはテーブル席というレイアウト。4人組の我々は2Fのテーブル席に通されました。「鉄板とんかつ」(1365yen)、「わらじとんかつ」(1260yen)、「串かつ(5本入り)」(680yen)等など看板メニューが並びます。
あれこれ悩みましたが、結局選んだのは「みそかつ丼」(1155yen)、それに「もりもりキャベツ」(105yen)というゴールデンコンビ。しばし待ちます。
話は変わりますが、すこし「味噌かつ」についての薀蓄を・・・「矢場とん」の味噌かつのルーツは実に偶然性を孕んでいました。初代店主の「鈴木義夫」という人が酔っ払って「どて鍋」に「串かつ」をドボンと浸してみて食べたことが始まりらしいですね。その時のかつが美味かったと言うことで、その後、味噌かつとして商品化されたようです。
そうこうしているうちに「もりもりキャベツ」登場。こういうのを山盛りと言うんだろうねと満場一致だった一品。ドレッシングは味噌ドレッシングと青じそドレッシングがスタンバイ。この後、「みそかつ丼」が出てくるのにこちらも満場一致で味噌ドレッシングをセレクト。この選択が後に後悔に繋がります。もりもりキャベツを文字通りもりもりと喰らいます。「これだけでお腹一杯になるんじゃないの?」と心配しはじめた頃、「みそかつ丼」の到着です。
まず、かつをひとつ箸でつかんで口に運びます。とにかくアツアツの一言!やっぱり揚げ立ては文句なしに美味しいですよ。「矢場とん」のかつは毎日鹿児島から送られる国産の豚を、その日に仕込み使い切るため常に新鮮でジューシーです。「美味いねぇ、美味い」。こんなに美味い「かつ丼」は久しぶり。掛け値なしに美味いですね。肉汁が口の中に溢れてくるの感覚、あつあつ揚げ立てかつの特権ですよ。
次に秘伝の味噌ダレ。あっさりとしていながらも甘みがじわっと来ます。ご飯、かつ、味噌が完全に三位一体になっていてこれは凄い。いゃあこんなにグルーヴ感のあるコラボレーションはないですね。ポイントはやはり癖になる味噌ダレ。赤味噌のタレは、豚のスープでのばしているためトンカツとの相性も抜群なんですね。
とにかく絶妙の味噌ダレに覆われながらもしっかりサクサク感を保っているロースカツもさすがで老舗の技が活きている逸品でしたね。でも最後に「もりもりキャベツ」で箸休めと思ったら味噌ドレッシングをかけたためこちらも味噌味。次回は青じそでさっぱりと行こう。そこだけが不満だったけれど十分満足できるレベルの「銀座ランチ」でしたね。お店を出て、振り返ったら「矢場とん」マスコットの「横綱ぶた」が「また来てね」と言ってる感じがしました。「また来ますよ!!」。
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【お店Data】
「矢場とん(銀座店)」
住所:中央区銀座4-10-14
電話:03-3546-8810