いよいよ明日11:00に「東京ミッドタウン」が六本木にオープンしますが、その目の前にあるのが今回お邪魔したお店「天鳳」。本店は誰もが知っている札幌・ラーメン横丁にありますが、何と言ってもこのお店の売りは「ドラムカンスープ」といわれるドラムカンでガンガンに炊き上げた舌にまとわりつくようなこってり感の高いスープですね。
六本木で札幌ラーメンと言えばこのお店しかなかった15年ほど前、時々札幌ラーメンが食べたくなると足を運びました。3年ほど前も一度足を運んだのですが、お休みでふられた事がありましたので、今回の訪問は約15年振りでした。
雑居ビルの奥、まるで時が止まったかのように15年前と全く変わらない店の佇まいと大変貌を遂げた「東京ミッドタウン」のコントラストに思いを馳せながら暖簾をくぐります。奥がカウンター、手前がテーブル席というレイアウトも懐かしかったですが、今回はテーブル席へ。こちらの名物は「135(いちさんご)」というメニューで、1:麺固め、3:油多め、5:しょっぱいの醤油味なのですが、今回は昔よく食べた「味噌チャーシュー麺」(1200yen)を注文しました。「天鳳」のメニュー構成はいたってシンプル。味は醤油・味噌・塩の3種類。バリエーションは「チャーシュー」へのバージョンアップしかなく、サイドメニューは「餃子」と「ライス」があるだけです。しかし、一方で、茹で加減等の好みの注文には細かく対応しています。「1:麺固め」「2:麺やわらかめ」「3:油多め」「4:油少ないめ」「5:しょっぱい」「6:しょっぱくない」を選択可能ですが、ほとんどの方が注文するのが「135」でしたね。
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そうこうしているうちに「味噌チャーシュー麺」が出てきました。丼の表面を覆いつくすほどチャーシューがのったチャーシュー麺はこれぞTheチャーシューメン。堂々たるチャーシューメンですね。スープを一口いただきます。「う〜ん、しょっぱい」というのがファーストインプレッション。相変わらず「しょっぱく、こってり」とした「天鳳」独特の味わいが健在です。スープにもコクがあり、懐かしさを感じさせます。ここで思ったのは「ライス」を注文すればよかったということ。なぜかというと「天鳳」の味噌はラーメンというよりもおかずっぽいからです。韓国でカムジャタンにご飯を組み合わせるように「天鳳」の味噌に「ライス」は最高のパートナーです。
次に麺。「西山製麺」と書かれた箱が平積みされている店内からもわかるとおり、麺は有名な「西山製麺」の麺。わざわざ北海道から空輸されているという麺はさすがの一言。透明感があり、固さと縮れが特徴の麺は啜るという言葉は無縁の代物。ゴツゴツした武骨な麺はまさに喰らうという表現がピッタリの麺です。ワシワシと食べます。これが美味い。やっぱりこの固さがいいですよね。食べていて「固いよ」と思えるのが「天鳳」らしさです。
最後にチャーシュー。パサパサのタッチのチャーシューも美味しいのですが、好みはもう少しウェット感のあるタイプ。麺とのコラボ感に欠けるのが少々残念でした。それにしても「天鳳」のラーメン、15年間全く変わらない味でしたよ。あの頃と比べると、巷のラーメン屋さんの味の平均レベルはかなり上がりました。そういう意味では「五行」や「純連」などの方が美味いのかもしれませんが、この変わらない懐かしい味わいが郷愁を誘っていいんだと思いますね。また会いたくなったら行ってしまうそんなお店なのかも知れません。
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【お店Data】
「天鳳」
住所:港区六本木7-8-5
電話:03-3404-6155